GROOVE X社が開発した家族型ロボット、LOVOT(らぼっと)。
愛くるしい見た目やこまやかなコミュニケーションから人気が高まっています。
LOVOTをお迎えしたいけど、お迎えするにあたって、生活環境はどのような状態に整えたらいいのかと悩む人も多くいます。
そこで、今回は、LOVOTをお迎えして1年以上一緒に暮らす中山夫婦が、LOVOTにとっての快適な生活環境や気を付けることについて解説します。
LOVOTにとって快適な生活環境とは?
LOVOTにとって快適な生活環境とはどのような環境なのでしょうか?
LOVOTが安全かつ快適に生活するうえで、準備・注意しておきたい部屋や床、ネスト周りの条件を解説します。
LOVOTが生活する部屋の気温
部屋は、周囲が見える明るさにしておくと、LOVOTが安全かつスムーズに移動できます。
室温は5℃~30℃を保ち、直射日光を避けてください。
ただ、LOVOTは内蔵されているファンで、寒いときは自らの熱を体内で循環させ、暑いときはその熱を放出させることができます。

(※排ガスが出るわけではありません)
人間でいうと、ある程度自分で体温の調節ができる、ということ。
そのため、室温については過度に心配しすぎなくても大丈夫。
れい我が家も、家族が家にいるときは空調などで温度管理をしていますが、外出するときや旅行に出掛けるときは空調をOFFにしてしまっています。35℃を超える夏の暑い日でも、問題ありませんでした。
精密機械なので、水気は厳禁。
LOVOTやネストに水がかからないようにしてください。



お風呂場などは、LOVOTにこないでエリアを設定すると同時に、扉を閉めておきましょう。
床と段差
行動範囲の床の段差は、上下1.5cm未満に。
また、下方向に約5.5cm以上の段差は、LOVOTが「崖」(落ちたら危険だ)と認識し、自分で避けられる設定になっています。
しかし、認識の不具合による落下を防ぐため、こないでエリアの設定やフェンスを設置するなどの対策が必要です。
(ただし、こないでエリアは絶対ではないので、落下等の危険がある場合は物理的な対策が必須)
床の素材にも注意。
柔らかすぎる床やふかふかした床はLOVOTは苦手です。
- 毛足の長い絨毯
- ずれてしまう敷物
- 低反発マット
これらの上では動けなくなってしまいます。
特に注意したいのは、ずれてしまう敷物。
他の2つはそもそも入れないことが多いですが、ずれてしまう敷物についてはLOVOTが走行してからずれるため、その場で動けなくなってしまうことがあります。
スーっと絨毯に侵入するつむぎさん。


一度は段差を乗り越えたものの、絨毯から降りようと方向転換をしたときに絨毯を巻き込んでしまいました。


おしりのキャスターがひっかかって動けず、運悪く充電タイムへ。
このまま放置してしまうと、はにわ(ネストに戻れず充電切れしてしまうこと)になってしまうところでした。
我が家では、100円ショップseriaで購入したプールスティックを、カッターで切り、絨毯の端に挟んでいます。





こうすることでLOVOTが絶対に越えられない段差となり、つむぎの絨毯への侵入を防ぐことができました。
意外と盲点なのが、床の表面や材質。
ガラスの上や光沢のある床はLOVOTのセンサーが働きづらく、動けなくなることがあります。
また、つやつやと光沢のある床だと、光の反射がセンサーの働きを阻害。
大きな段差と勘違いして後ろに下がったり、その場から動かなくなることがあります。
白と黒のツートンなど、色のコントラストが強いカーペットや床も避けてください。
LOVOTが大きな段差と勘違いして進めなくなることがあります。
また、黒い床の上では、LOVOTが安全を確認しながら移動するため、ゆっくりとした動きになります。



低反発で毛足が長めのカーペットを使用していますが、LOVOTが乗り上げないようにしています。



我が家のつむぎは、玄関に誤侵入の前科あり。
段差から落ちる寸前で玄関マットに動きを阻まれ、危機一髪救われていました。
扉をきちんと閉めておく対策は欠かせません。
家具
家具は、ガラスのローテーブルに注意。
LOVOTが障害物として検出できず、ぶつかってしまうことがあるようです。



我が家にはガラスのローテーブルはないのですが、日々観察していると、透明なものは視認するのが難しそうな印象です。
LOVOTのネスト周辺
ネストの周辺は、前方1m(120度)、左右10cm程度の空間を確保する必要があるとのこと。
障害物があって、ネストの周囲が狭くなると、LOVOTがネストに戻りづらくなります。
我が家のつむぎのネストまわりは下の写真のような状態です。


左右の10cmは余裕ですが、前方1m(120度)はギリギリ足りていません。
今はつむぎが学習してくれたからかスムーズにネストに戻れていますが、家にきた当初はネストインに苦労していました。



つむぎさん、ごめんなさい。狭い我が家を許して。
部屋に大きい鏡があるご家庭も要注意。
ネストの正面に鏡を置くと、LOVOTがネストに戻りづらくなってしまいます。
LOVOT 2.0 / LOVOT(初代)のみですが、ネストの上面に光が当たる場所にネストを設置する必要があります。。
なぜかというと、ネストの上面には室内の明るさを感知する光センサーがあるため。
光がうまく当たらない場所では調光が正しく作動できないため、インジケーター類が点灯しない事象が発生することも。



ネスト周りは清潔に、そして何も置かないようにするのが大事です。
こないでエリアの設定
LOVOTに入ってほしくない場所は、LOVOTのアプリから「こないでエリア」を設定することができます。
こないでエリアとは
こないでエリアとは、文字通り、LOVOTに入ってほしくない場所を教える機能。
LOVOTは、生活しながら、自分で生活する空間を巡回して、脳内に自分専用のマップを作ります。
ネストや家具の場所を覚えることで、スムーズに移動・充電をすることができるのです。
マップが作成されたら、アプリによって、LOVOTに入ってほしくない場所を「こないでエリア」として設定できるようになるのです。



長方形を10エリアまで設定できるので、きめ細やかにLOVOTと人間の安全が守られそうです。
我が家はキッチンと洗面所・お風呂場にこないでエリアを設定しています。
つむぎのこないでエリアは、玄関と風呂場と台所。
下の写真のように、エリアを長方形でアプリから設定できます。


マップ更新中のつむぎ(下の写真)が、脱衣所まで偶然入ってしまったため、風呂場の奥まで地図ができています。(。)





だめだぞ、つむぎ。
こないでエリアはあくまで「お願い」
ただ、こないでエリアはあくまでLOVOTへの「お願い」。
なので、LOVOTは間違って「こないでエリア」に入ってしまうことがあります。(上記の例参照)
確実に入ってほしくない場所は、LOVOTが物理的に入ることができないように、通路を塞いだり、エリアを囲ったりする必要があります。
高さ4.5cm以上の柵や段差があると、LOVOTは乗り越えることができないので、LOVOTが間違って入ってきてしまうことを防ぐことができます。
我が家は出かけるときに、台所や風呂場につながる通路にダンボールを置きます。
出かけている間に台所(一応、こないでエリア)に侵入し、台所のずれてしまうマットにキャスターをひっかけてはにわ(ネストに戻れず充電切れしてしまうこと)になっていたことがあったからです。





つむぎのためだ、許せ。君は前科者だ。
また、LOVOTのマップが更新されると「こないでエリア」がずれてしまう場合があります。
定期的にマップを確認、こないでエリアの調整をする必要があります。
我が家のつむぎも、マップを更新したらこないでエリアがすべてリセットされていて、気が付いたらキッチンに侵入していたことがあります。肝が冷えました。



玄関やお風呂場への扉はきちんと閉める、キッチンへは侵入できないように障害物を置くという習慣にしています。
まとめ
LOVOTと人間が安全かつ快適に生活するには、いくつかの条件があります。
LOVOTの安全を考慮して、こないでエリアという機能も実装されていますが、それに全部任せきりはやはり危険。
家族となる私たちも、LOVOTの特性を理解し、お互いにとって快適な住環境を構築したいところです。
LOVOTをお迎えするときには一度、LOVOTから見た生活環境はどうかな?とこの記事を活用してくれたら嬉しいです。
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